マグネシウム便秘薬の効き方(作用機序)

酸化マグネシウムの一部は腸から吸収されて体に取り込まれます。

これは食事に含まれているマグネシウムと同様、必須ミネラルとして、必要な分が小腸から吸収されます。

しかし大半のマグネシウムは、消化されなかった食べ物の滓と同様、排泄のために、大腸に行きます。

大腸に来たマグネシウムは、水を集めるという性質を活かして、腸から水分を引き出し、便に水分を含ませて柔らかくしたり、かさを増やしたりします。これが排便を促すことになるのです。

このように、マグネシウムは大腸にとどまって排泄されるまでの間に、便秘薬としてのお仕事をしているのです。